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2003年06月24日(火) 00時00分

早大生“美人局”事件、凄腕スカウトだったオトリ役の女、16歳から有名短大生までキープZAKZAK


金田容疑者が住んでいたマンション=東京都板橋区 早大生3人らによる集団レイプ事件が波紋を広げるなか、その直前、テレクラ美人局事件で、警視庁に逮捕されたのが早大理工学部の金田大介容疑者(21)=19日付で退学処分=だった。大隈重信侯も真っ青の破廉恥事件を追跡すると、同容疑者は“脅し役”から“女スカウト役”まで複数の役で大活躍。しかも、仲間の女には援交で生活する無職女性(16)や横浜市の有名短大生(20)まで含まれていたことが判明した。

 「コンビニで見かけたけど、いつもスーツ系の服装でホストみたいだった。自分と同年代には見えなかったし、頭のいい学生にも思えなかった」とは、金田容疑者の住んでいた東京都板橋区のマンションに住む学生。

 金田容疑者の部屋は5階のワンルーム。家賃は7、8万円と意外に質素だったが、別の住民は「彼の部屋にはキャバクラの仕事帰りみたいな派手な女の子が、夜中の3、4時にたびたび入っていった」と証言する。

 実際、金田容疑者は実験など出席が不可欠な授業も多い理系ながら、学校には行かず、ホストクラブでバイトし、遊ぶ日々だったようだ。

 「今回の犯行グループは昨年11月以降、六本木のクラブで知り合ったようだ」(捜査関係者)

 グループは主犯格でフリーターの石崎司士容疑者(21)を中心に美人局で一儲けしようと一致団結。「石崎容疑者は風俗店スカウトなど夜のバイトを転々としながら窃盗や傷害で何度か逮捕歴もある札付き」(同)

 そんな一味は(1)おとり役の女がテレクラで妻子持ちの30、40代の大手企業会社員ばかりをゲット(2)脅し役が乗り込みやすいビジネスホテルに誘い込む(3)継続的に恐喝するため、身分証明書や携帯電話を奪う−といった詳細な犯行マニュアルを作って恐喝に及んでいた。

 グループは役割分担していたが、「金田容疑者は脅し役や見張り役のほか、奪ったカードで換金役もこなしていた。3月の事件では、有名広告代理店の男性から奪ったカードを使って、渋谷の安売り量販店で約33万円の宝飾品を購入しようとした。だが、店員がカードを照会し、身分証の提示を求めると、慌てて逃げていた」(同)。

 4月には、大手電気メーカーに勤める被害者をテレクラで渋谷のシティーホテルに誘い込み、Hしていた無職少女(16)をスカウトしたのも金田容疑者だった。

 この少女は金田容疑者から「つつ(美人局)やらないか」と誘われ、「奪った金の10%をもらう」との約束をかわしていた。埼玉県出身の少女は都内で彼氏と同棲中で、「14歳から援交を始め、今も会って、お金をもらう男が10人いる。普通のバイトの10倍ラク。SEXは抵抗感なかった。でも、できれば、オジさんではなく若い人がよかった」と無邪気に供述している売春のセミプロ。

 また、3月の事件で、被害者を五反田のビジネスホテルに誘い込んだ文春華容疑者(20)は千葉市内の自宅から横浜市内の有名短大へと通う女子大生だった。

 文容疑者もキャバクラでバイトする一方、援交で小遣いを稼いでいたが、顔見知りの石崎容疑者から「いいアルバイトがある。高収入だよ。俺は200万円稼いだ。テレクラでおじさんを誘ってホテルでイチャイチャするだけ」と誘われ、「(仕事は)SEXも含まれることは分かっていた」と供述している。

 金田容疑者らはカモを誘い出すため、この2人も含め援交常習者の女性4、5人をキープ。石崎容疑者の儲け200万円が事実なら、被害総額は1000万円を超える可能性もあり、渋谷署では余罪があるとみて7人を追及している。

ZAKZAK 2003/06/24

http://www.zakzak.co.jp/top/t-2003_06/1t2003062403.html

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