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2003年06月22日(日) 16時59分

ペースメーカー、盗難防止装置で誤作動 総務省が実験朝日新聞

 総務省は20日、図書館などに設置されている盗難防止装置が心臓ペースメーカーなどの医療機器を誤作動させるという実験結果を発表した。同省は、装置の中央付近を速やかに通り過ぎ、センサーに寄りかからないよう呼びかけている。

 盗難防止装置は、図書館や書店、CD店などの出入り口に設置されている。左右にあるセンサーから電波が出ていて、図書の無断持ち出しや万引きをチェックしている。

 国内外でペースメーカーから信号が心臓に正しく送れなかったり、設定がリセットされたりする事故が報告され、厚生労働省は昨年1月に安全性情報を出している。

 今回の実験でペースメーカーを装置に近づけた結果、こうした異常が起きることが確認された。

 また、重い不整脈に対応するための埋め込み型除細動器では、不必要な時に電気刺激が出ることがわかった。ただ、センサーに真正面に向かなければ大丈夫という。

 JR東日本のSuica(スイカ)などに使われている非接触ICカードシステムも調査。8センチまで近づけると一部の機器で影響が出たが、12センチ以上離す通常の利用なら問題はないとした。

(06/22 16:59)

http://www.asahi.com/national/update/0622/018.html

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