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2003年06月21日(土) 00時00分

 ヤミ金融、裁判所名や弔電も悪用 兵庫でも被害神戸新聞

 ヤミ金融の借金取り立てを苦に、大阪府八尾市で夫婦ら三人が心中してから一週間。年利数千%の違法な高金利で貸し付け、暴力的な取り立てを続けるヤミ金融の被害は拡大している。昨年一年間の摘発数は全国で二百三十八件に上り、契約数は摘発業者だけで十二万人、実際には優に百万人を超えるといわれる。

 支払いが滞ると一日百回近い脅迫電話や、職場、親族などへの脅しなど手口は悪質化。最近ではお悔やみ電報や、裁判所名を悪用し請求する手口も出ている。

 兵庫県内でもヤミ金融被害など多重債務者の相談が急増。昨年度、兵庫県弁護士会や司法書士会に寄せられた相談件数は、計約四千件に上った。

 中には、取り立てに困窮し、次々と別の業者から融資を受け続け、その数が計七十一社に上ったケースも。こうした事態を受け、被害者の救済などに取り組む「尼崎あすをひらく会」が母体となり、先月二十八日、約十人の被害者らが、約四十業者を兵庫県警に告発している。

http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou/030621ke113480.html

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