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2003年06月21日(土) 00時00分
消費者金融ＣＭ 流さない番組 児童・青少年向け、ニュースなど （東京新聞）テレビに頻繁に流れる消費者金融ＣＭが「安易な借り入れを助長し、青少年に悪影響がある」と指摘されている問題で、日本民間放送連盟（民放連）は、今年十月から消費者金融ＣＭを流さない番組を設定する方針を固めた。テレビ局側が特定業界のＣＭについてこの種のルールをつくるのは初めて。消費者金融のＣＭを放送しないのは、アニメなど「児童向け番組」のほか、放送局が選定している「青少年に見てもらいたい番組」、「ニュース」「主に児童、中学生、高校生が選手として出場する、地域のアマチュアスポーツ番組」などで、民放連は時間帯にかかわらず流さない、としている。 一方、ＮＨＫと民放連でつくる放送の第三者機関「放送と青少年に関する委員会」が昨年十二月に公表した見解で求めていた午後五時から同九時の放送自粛時間帯の設定はしないこととした。「調査の結果、業界側がこの時間帯のＣＭ出稿を大幅に減らしている」（民放連関係者）ためという。同機関は同時に金利の分かりやすい明示などを民放側に求めており、民放連は今春から金利の表示の統一ルールを設定している。 http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20030621/eve_____sya_____005.shtml |