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2003年06月20日(金) 12時09分
市長あて「悔しい」と遺書 ヤミ金融で心中の夫婦（共同通信）大阪府八尾市のＪＲ関西線の踏切で、ヤミ金融からの借金取り立てを苦に同市内の６０代の夫婦ら３人が心中した事故で、死亡した夫婦が八尾市長あての遺書を自宅に残していたことが２０日、分かった。遺書は心中前日の１３日付で、便せん２枚に書かれ夫婦の署名があった。八尾署員が見つけた。市から無利子で「生活援護資金」を借りたことへの感謝の言葉と、ヤミ金融業者について「いくら返しても、完済にはしてくれない。死ぬのは悔しい」と無念の思いがつづられていた。 妻は４月、同市を訪れ「家賃や夫の医療費の支払いで困っている」と相談。５万円を借り、１０回に分けて返済する予定で今月に１回分を返済していた。 柴谷光謹八尾市長は「不幸な出来事で、２度とこのようなことが起こらないよう願っています」としている。（共同通信） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030620-00000082-kyodo-soci |