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2003年06月19日(木) 00時00分

愛人公表と口止め料請求、相談相次ぐ山形新聞

 愛人がいることを知られたくなければ、25万円支払うように—。身に覚えのない愛人の存在を理由に現金を要求する文書が郵送された、という男性からの相談が、山形署に相次いでいる。現金をだまし取ることを目的とした新手の不正行為とみられ、関係機関は注意を呼びかけている。

 文書は調査報告書と題したA4判の1枚の用紙。調査会社の「細貝リサーチ」と名乗り、「ある人からの依頼で数カ月間素行調査した結果、愛人がいることが分かった。穏便に済ませたければ、調査費用を支払え」という内容が記されている。

 要求額は、いずれも25万3000円で、振込先は都市銀行の中野支店。口座名は「細貝リサーチ代表 ホソガイシンジ」となっている。

 山形署によると、今月13日以降、20件余りの相談が寄せられた。相談者はすべて男性で、山形市在住者が中心。年代は主に30歳以上で、中小企業の会社役員が多くを占めている。

 入金の期限は文書が届いた当日中に設定されており、同署生活安全課は「考える余地を与えないため」と分析している。また、すでに亡くなった人の元にも文書が送られているという。

 相談者の中で実際に入金した人はおらず、その後の要求や嫌がらせを受けたケースはない。

 このような請求は、一度支払ってしまうと、次もまた内容を変えて現金を要求してくるケースが多いといい、同署は「相手にしないことが肝心。困ったら警察に相談してほしい」としている。

http://www.yamagata-np.co.jp/kiji/20030619/0000018372.html

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