悪のニュース記事悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。 また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。 |
2003年06月19日(木) 19時12分
１２団体参加「食の安全ネット」発足 情報開示し、県民巻き込み活動 ／栃木（毎日新聞）消費者団体と生産者団体が一堂に会した「とちぎ食の安全ネットワーク」が１８日、発足した。宇都宮市内で開かれた初の幹事会には、県生活協同組合連合会やＪＡ栃木中央会など１２団体の代表らが集まり、活動方針などを協議、食の安全を守るシステム作りを目指すことで合意した。ネットワークは今後、生産者の情報開示なども協議する予定。９月末にはシンポジウムを開き、広く県民を巻き込んだ活動を行う。生産者と消費者が共同で食の安全に取り組む大規模な組織を作るのは県では初めて。この日の会合では、生産者側から「生産現場と消費者とのコミュニケーションが不足している。我々は食品の生産履歴を表示する取り組みを実際に行っているが、消費者がどこまでの情報がほしいかはっきり分からない」（小野亮治・全国農業協同組合連合会県支部副審査役）などの声が上がった。 一方、消費者側からは「消費者は事件が表面化して初めて問題を知ることが多く、ネットワーク強化は重要」（斎藤三千穂・県地域婦人連絡協議会長）などの意見が出た。【宇田川恵】（毎日新聞） |