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2003年06月18日(水) 23時03分
ライナス・トーバルズ氏がOSDLフェローに、今後はLinux開発に専念（MYCOM PC WEB）Linuxの生みの親Linus Torvalds氏がOpen Source Development Lab(OSDL)のフェローに就任する。同氏は現在フェローを務めているTransmetaを辞め、今後はOSDLフェローとしてLinux開発を先導しながら、OSDLの活動をサポートする。「私が過去12年間にやってきたことがついに本業になるというのはちょっと不思議な感じがしますが、2.6のリリースを控えてLinuxに集中できることは大きな意味を持つでしょう」とTorvalds氏。「ベンダーから独立して、中立的にLinuxを開発できるという点で、OSDLはパーフェクトな環境です」。 これまでLinuxのために十分な時間を取れなかったことが気がかりだったという。同氏を送り出すTransmetaは、「Linusのこれまでの貢献に感謝すると共に、彼のオープンソース・イニシアチブの発展に注ぐ情熱、そして今後のOSDLでの活動をサポートしたい」とMattew R. Perry社長兼CEOがコメントしている。 OSDLは、Linuxを企業システムや通信インフラなどの環境に適用させることを目的に2000年に発足した非営利組織だ。米国オレゴン州ポートランドに本部を置き、極東地域の活動拠点として横浜にデータセンターを持つ。 (Yoichi Yamashita) Open Source Development Lab http://www.osdl.org/ オープン・ソース・デベロップメント・ラボ http://www.osdl.jp/ （MYCOM PC WEB） |