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2003年06月18日(水) 00時00分

メールで瞬時、家庭に連絡/大村市教委職員室のパソコンで入力した情報が携帯電話(手前)に瞬時に配信される=大村市の鈴田小で朝日新聞・

地域の防犯情報などを学校から保護者の携帯電話などにメールで配信するシステムを、大村市教委が今月から市内の小中学校3校で試験導入した。IT(情報技術)の普及による「電子連絡網」で、情報を瞬時に家庭とも共有することによって犯罪や災害への危機管理態勢を強化する試みだ。

  学校のパソコンの管理画面から文書を入力すると、メールアドレスを登録した保護者に配信される「学校教育総合情報配信システム(e学校ネット)」。「新電電ネットワーク」(福岡市)が事業化し、福岡、佐賀などでも導入が検討されている。

  市立鈴田小(児童210人)では155世帯中、72世帯が登録。通常は学校行事の案内や下校時刻変更の連絡が中心だが、9日には「市内のペットショップからサルが逃げました」との「防犯情報」を初めて配信した。

  アドレスを登録しない家庭もあるため、家庭への連絡は文書配布や電話連絡網などと二段構えで運用する。山里まで校区が広がる事情から、岩松茂校長は「不審者情報や災害などに対し、保護者が初期の対応を即座にとれる」とメリットを強調する。

  同小PTAの一瀬良子副会長(49)は「ITには詳しくないけれど、事故や不審者の緊急情報がすぐに届くので便利になる」と話している。

  試験実施のため利用は無料。市教委は試験の状況を見て今後も利用校を拡大する方針だ。

  新電電ネットワークは「子どもが安全に安心して学べる環境を地域全体でつくることが重要。導入校を増やし、問題点を改善しながら普及を図りたい」としている。

(6/18)

http://mytown.asahi.com/nagasaki/news01.asp?kiji=2746

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