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2003年06月18日(水) 00時00分
バス車内で携帯電話 市議「知らんかった」（朝日新聞・）路線バスの車中で携帯電話で話す市議会議員に注意したら、「知らんかった」と言われた。公共の場所でのマナーとして常識なのに知らないなんて−−。四日市市に住む女性から朝日新聞四日市支局に、こんな相談が寄せられた。市議は「知らずに使ったが、注意されたのでやめた」というが、女性は「車内に携帯電話を使わないよう求める掲示があったし、知らないということはないはずなのに」とあきれ顔だ。女性らの話によると、この出来事は３日午前９時半過ぎ、同市あさけが丘２丁目から四日市市役所に向かう路線バスの中で起きた。 女性がバスに乗っていたところ、車内で携帯電話で会話する男性に気がついた。よく見ると、顔見知りの市議だった。 女性が、周りの人の迷惑になるので携帯電話を使わないよう勇気を出して注意すると、市議は「（バスの車中で携帯電話を使わないというマナーを）知らんかった。知っとったらやらんかったわ」と答えたという。 「電車やバスの車内には、心臓にペースメーカーをつけている人が乗っているかもしれず、影響を与える危険性がある携帯電話を使わないのは一般常識のはず。市民から選ばれた議員として、もう少し自覚を持って欲しい」と女性。 さらに、「注意した後、市議から『あんたに言われる筋合いはない』と言われた。娘は『怖いから（私なら注意せずに）見て見ぬふりをする』と悲しいことを言われたが、その通りなのかも」。 これに対し、市議は「注意を受けたので、『ああそう、ごめん』と言ってやめたというだけの話だ。声を荒らげたことはないし、（マナーを）知っていたら常識として使わなかった」と話している。 |
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