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2003年06月18日(水) 20時51分
反対派委員が議長に抗議文送付 分権会議内紛収まらず（朝日新聞）地方分権改革推進会議（議長＝西室泰三東芝会長）の内紛がいまだ続いている。神野直彦東大教授、岩崎美紀子筑波大教授の２委員は１８日、西室議長に対し「非民主的な会議の運営を反省せず、会議における委員の自由な意思表明を封殺しようとしている」などと記した抗議文を送った。 この問題は、分権会議が６日に小泉首相に「三位一体改革」に関する意見書を提出した際、委員の最終的賛否を問わないまま意見書を決定したことが発端。神野氏ら反対派の４委員が西室氏に送った抗議文に対し、西室氏は「民主的な会議運営を心がけた」とし、神野氏らの交付税改革の意見を「現状肯定論に終始した」と批判していた。 神野氏らは「どのような点が非民主的と批判されたと認識し、これに対してどのように民主的な会議運営を心がけたのか」「我々の交付税改革に関する指摘のどこが現状肯定的な議論に終始したのか」など具体的な説明を求めている。(06/18 20:51) |