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2003年06月18日(水) 11時37分
リコーが代金を誤請求 約７億円を４４００社に（共同通信）事務機器大手のリコーは１８日、複写機に使う粉末のトナー代金を、誤って請求したと発表した。約４４００社の顧客に対し、約６億８０００万円を誤請求した可能性があるとしている。入力処理を行うシステムに問題があったという。複写機の保守料金とトナー代金を合算して、コピー１面当たりの単価として請求する「トナー込み保守契約」を結んでいる顧客約１４万社のうち、約４４００社に対して誤ってトナー代金を別途請求していたという。１社当たりの誤請求額は、８０００円から１３０万円だった。 システムの内部で連携に不備があり、誤請求する状態が続いたが、今年に入って問題に気付き、２月下旬から約１４万社について洗い出し作業をしていた。 リコーの平川達男副社長は同日、記者会見し「ご迷惑をお掛けしたことをおわびしたい」と謝罪。販売担当者が顧客を訪問して説明し、約６億８０００万円に消費税や利子相当分などを加え、約９億円を返還する。（共同通信） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030618-00000062-kyodo-bus_all |