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2003年06月18日(水) 15時31分

<関西電力>光ファイバー通して健康指導や医療相談サービスへ毎日新聞

 関西電力は18日、光ファイバー通信網(FTTH)を通して高齢者向けの健康指導や診断歴の管理、医療相談などを行うサービスに乗り出す方針を明らかにした。来年度から実証実験を始め、自治体などへの販売を目指す。高齢者向けのブロードバンド(高速大容量)サービスを拡充し、FTTHの普及を促す。

 通信子会社「ケイ・オプティコム」(大阪市)のFTTHを活用し、高齢者の家庭に、操作しやすいテレビ型端末を配備。1人暮らしや寝たきりの高齢者を結び、互いに音声や動画をやりとりするコミュニケーション手段を提供するほか、ネット経由で専門医師の健康指導やリハビリ支援を行う。

 また、一定地域内の病院や診療所が、加入者のカルテや投薬歴など健康にかかわる基礎データを共有することで、どこで受診してもスムーズに診断できる仕組みを整備。情報不足から、副作用につながる投薬の組み合わせといった医療事故を防ぐ効果が期待できる。体温や血圧、血糖値などを測定したデジタルデータを医師に送信し、在宅で医師の医療相談を受けるサービスも検討する。

 高齢者向け事業と光ファイバーを核とした情報通信とは関電の新事業の柱だが、電話回線を利用したADSL(非対称デジタル加入者線)の普及で、FTTHは伸び悩み気味。この二つを融合するとともに、FTTHの特徴である双方向性を生かし、FTTHの加入者増と高齢者向け事業の拡大を図る。【山本明彦】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030618-00001072-mai-bus_all

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