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2003年06月18日(水) 19時41分

住基ネット漏えいで接続の一時停止も−−三鷹市、対応マニュアル作成 /東京毎日新聞

 三鷹市は17日、住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)で個人情報の漏えい事故への対応マニュアルを作成したと発表した。同市長は市民の情報が漏れる危険度が高い場合、接続を緊急一時停止したり、漏えいさせた省庁などの利用機関に立ち入り調査を要請する。具体的な事故を想定したマニュアル作成は全国でも珍しいという。
 マニュアルは情報漏えいと不適切な利用の危険度をレベル1〜4に分類した。最も重大なレベル4は「漏えいまたは不適切利用が明らかで、範囲が限定されず件数も多いなど危険度が高い場合」で、具体例として▽システム障害や事故で大量に漏えいし、原因不明または対策が実施されていない▽業務従事者が故意または過失で漏えいまたは不適切利用を行った事実が認められ、対策がとられていない▽不正アクセスなどで漏えいが生じ、原因不明または対策がとられていない、などを挙げている。
 レベルの判断は市の担当者が行い、市長に報告して確定する。また、事故が同市で認められた場合は、市の担当者が状況確認や調査を行うが、市が接続する都や省庁などの利用機関で認められた場合にも、市の担当者が利用機関などから調査報告を受け、必要な場合は利用機関などに立ち入りを要請して必要な調査を行うことも盛り込んだ。
 マニュアルは4月に初当選した清原慶子市長の指示で、市の個人情報保護条例に基づく「対応取扱要領」として今月12日付で制定した。【太田裕之】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030618-00000006-mai-l13

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