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2003年06月17日(火) 19時45分

インターネットに未接続なら安全なのか? 「下諏訪町のシステムで実験を」 /長野毎日新聞

 ◇住基ネットシンポで田中知事発言
 ◇町長、6月議会に諮り、場を提供へ
 田中康夫知事は15日夜、下諏訪町内で開かれた、住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)に関するシンポジウム(県、同町主催)で、インターネットに接続されていなければ住基ネットは安全なのかを下諏訪町のシステムを使って実験したいとの意向を示した。高橋文利町長は「議会の同意が得られれば、実験の場を提供したい」と前向きに対応する方針。
 同シンポには田中知事、高橋町長のほか、桜井よしこ氏ら県に住基ネットからの当面の離脱を促した「県本人確認情報保護審議会」(不破泰会長)の委員6人が出席した。委員は、県内27自治体で住基ネットがインターネットに接続されていた状況を「情報が流出する恐れ」と指摘したほか人的、技術的な見地から、インターネットに未接続の自治体でも情報漏えいの危険性は否定できないとの考えを示した。
 それを受け田中知事は「高橋町長のお許しを頂ければ、インターネットに接続していない住基ネットに関しても安全かどうかという調査をさせて頂ければ、大変みなさんも安心して頂けるのでは」と発言。高橋町長は同シンポ終了後「下諏訪町はインターネットに接続していないが、安全性を実験してくれるのならばありがたい」と記者団に答え、20日まで開会の6月町議会に諮ったうえで、実験の場を提供する意向を示した。【宮島寛】
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 ◇共産党県議団が学習会
 また、共産党県議団は16日、県庁議会棟で不破泰会長と佐藤千明委員を招いて学習会を開いた。同党県議団の6議員と同党県委員会のメンバーに加え、無所属の林奉文、北山早苗の2議員も参加し、審議会報告の内容について説明を受けた。
 終了後、石坂千穂団長は「技術面も含めて理解が進んだ。(セキュリティーなど)差し迫った問題であり、7月議会ではぜひ取り上げて私たち(県議団)の考えを示したい」などと話した。【西田進一郎】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030617-00000002-mai-l20

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