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2003年06月17日(火) 11時30分
少年事件６５件を放置 埼玉県警４署、５人処分（共同通信）埼玉県警の飯能署など４署で、１９９７年から２０００年にかけて扱った計６５件の少年事件が未処理のまま放置され、容疑者を特定しながら時効が完成したり、成人して家裁審理ができなくなったりしていたことが１７日、分かった。県警は当時の担当者ら５人を同日までに、本部長訓戒などの内部処分にした。埼玉県警では昨年も、東松山署で少年事件６８件の放置が発覚、２人が処分を受けている。 県警監察官室によると、飯能署の生活安全課長の警部（５３）は、地域課から引き継いだ窃盗などの少年事件２９件を「犯意が明確でなく送検できない」と勝手に判断。関係書類を倉庫に保管し後任に引き継がずに異動したため、１８件の時効が完成、１１件で容疑者の少年が成人した。 所沢署でも生活安全課少年係長の警部補らが、８件の少年事件の処理を忘れ、書類を段ボール箱に入れたまま放置。１件は時効となり、７件は少年が成人した。（共同通信） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030617-00000064-kyodo-soci |