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2003年06月17日(火) 12時11分

ビンラディン氏側近、秋葉原で買い物 アジトから無線機朝日新聞

 国際テロ組織アルカイダを率いるオサマ・ビンラディン氏の側近で、資金・物資調達担当のメンバーとされるイラク人の男が95年に来日し、東京・秋葉原で日本製無線機を購入していたことが、警視庁公安部の調べでわかった。公安部は男が日本に入国した経緯を調べている。

 男は98年にあったケニア、タンザニア両国の米国大使館爆破事件に関与したとしてドイツで逮捕され同年、米国に身柄を渡されている。その際の家宅捜索でアジトから日本製の無線機数台が見つかった。

 男の身柄を引き取って調べていた米国の捜査当局が「男が無線機を秋葉原で買った」と00年、日本の捜査当局に通報。製造番号をもとに調べたところ、95年ごろに秋葉原の電気街で約100台売られた無線機の一部と判明した。この無線機は98年8月の米国大使館爆破事件で使われたとみられている。

 関係者によると、男は95年6月にエチオピアであったムバラク・エジプト大統領暗殺未遂事件にも関与したとされ、物資調達の役割を担っていたとされる。

 米国政府によると、アルカイダのメンバーは01年9月11日の米国同時テロ以降、1000〜2000人が世界中に散らばり、潜伏しているとされ、公安部は日本国内にアルカイダのネットワークがないか調べている。

(06/17 11:28)

http://www.asahi.com/national/update/0617/018.html

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