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2003年06月16日(月) 00時00分
「不利な調査内容」脅迫文相次ぐ 医師などに金要求(信濃毎日新聞)「仕事、家庭生活に重大な影響がある情報」「身辺調査の結果、貴殿に絶対的不利な調査内容」といった文面で、情報を公表されたくなければ現金数十万円を口座に振り込むよう脅迫する手紙が県内各地の会社役員や医師、公務員宅などに相次いで郵送されたことが十五日、分かった。 関東地方の医師に同様の脅迫文を送り、三人から計二百万円を脅し取った疑いで宮城県警が十四日、恐喝容疑で山梨県内の会社役員を再逮捕しており、長野県警は関連があるかどうかを含め調べている。 県警捜査一課によると、脅迫文は何かの名簿をもとに送られているとみられ、県内の警察署に寄せられた相談は昨年から計約三十件に上っている。文面は複数種類あり、金の振り込み先に関西や九州の金融機関の口座を指定、「情報を購入しなければ公開する」といった内容が類似している。 脅迫文では「情報」や「調査内容」について詳しく触れず、あいまいな記述になっているのが特徴。「仕事」「女性関係の問題」とだけ書き、写真やテープといった証拠品が手元にあるとする内容が目立つ。捜査一課は「細かく書いてあれば誰でも内容がうそだと気づく。あいまいにすることで、漠然と不安を覚えるようにしている」とみている。 同様の脅迫文は数年前から全国各地で送られており、同課は被害が潜在化している可能性もあるとみて、相談を呼びかけている。
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