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2003年06月16日(月) 00時00分

パレスチナに米軍派遣も 共和党幹部言及 東京新聞

 【ワシントン15日豊田洋一】米共和党のルーガー上院外交委員長は十五日、中東新和平案(ロードマップ)履行に向け、「テロリズムを一掃するため、究極的に武力が求められた場合、米軍が参加することもあり得る」と述べ、イスラエルへの自爆テロを繰り返しているイスラム原理主義組織ハマスなどを掃討するために、米軍派遣もあり得るとの考えを示した。

 米FOXテレビで語った。

 ルーガー委員長は「米国は、米軍を単独で派遣するのか、ほかの国の部隊とともに参加させるのか、慎重に決定しなければならない」と述べ、米軍単独派遣に加え、国際的な治安維持部隊に米軍が参加する方法もあると指摘した。

 衝突が続くパレスチナ情勢をめぐっては、国連のアナン事務総長やドビルパン仏外相が武装した国際治安維持部隊の派遣案を提唱している。

 イスラエルが受け入れに反対しているほか、ブッシュ米政権も米軍派遣に否定的だが、外交政策に影響力がある共和党実力者が米軍派遣に前向きな考えを表明したことで、今後、紛争解決の手段として米軍を含む国際部隊派遣に向けた議論が本格化する可能性がある。

 これに関連し、ブッシュ米大統領は十五日、「自由世界と、自由と平和を愛する者たちは、ハマスと殺人者たちに厳正に対処しなければならない」と、イスラエル軍によるハマス幹部暗殺作戦に理解を示した。

 滞在先のメーン州ケネバンクポートで記者団に語った。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20030616/eve_____kok_____000.shtml

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