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2003年06月14日(土) 19時03分

「食の安全ネット」18日発足 BSEや無登録農薬…今の時代、問題多く /栃木毎日新聞

 ◇消費者と生産者、力合わせ−−10団体参加へ
 BSE(牛海綿状脳症)騒動や無登録農薬、無認可添加物の使用など、食品の安全を揺るがす事件が続発したのを受け、県内の消費者団体や生産者団体が18日、「とちぎ食の安全ネットワーク(仮称)」を発足させる。「現代の食の安全を考えるには生産者の協力が不可欠」として、消費者団体側が呼びかけた。消費者と生産者が一致協力して食の安全に取り組む大規模な組織を結成するのは県内では初という。
 ネットワークを呼びかけたのは、県地域婦人連絡協議会など4団体で作る「食品の安全を守る県民の会」や県生活協同組合連合会などで、JA栃木中央会、全農とちぎ、県酪農協同組合連合会、県労働者福祉協議会など約10団体が参加する見通しだ。
 県民の会は、食品添加物問題への関心から、83年に設立され、勉強会や研修会などの活動を続けてきた。しかし、この1〜2年で生じたBSE発生や無登録農薬使用など食の安全にかかわる問題は、消費者だけで取り組むには限界があると判断。生産者も加えた幅広い活動を目指し、県民の会をネットワークに改組する方針だ。
 各団体の代表者が18日、宇都宮市内で第1回幹事会を開き、ネットワークの正式名称や今後の活動を協議する。県民が参加するシンポジウムなども企画する予定で、「消費者や生産者が一緒に食の問題に取り組む仕組みを作りたい」(県生協連)という。
 食の安全確保をめぐっては、食品安全基本法が先月、成立したほか、消費者の健康被害を防ぐ体制が整備されるなど、さまざまな対策が進んでいる。【宇田川恵】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030614-00000001-mai-l09

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