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2003年06月14日(土) 20時54分

養殖トラフグ対策予算化 補正案に3700万円盛り込む−−県 /長崎毎日新聞

 養殖トラフグの寄生虫駆除にホルマリンが使われた問題で、県は13日、6月議会に提案する一般会計補正予算案に、養殖トラフグの安全・安心確保対策事業約3700万円を盛り込むことを明らかにした。
 対策事業は、出荷前の抜き取りによるホルマリン残留検査▽使用の有無を表記した履歴票添付の確認▽沿岸漁業等振興資金の利子補給——など。
 このうち沿岸漁業等振興資金は、ホルマリンを使っていない漁業者に風評被害などが出た場合、長期・低利資金の融資をするための利子補給。ホルマリン不使用のトラフグは現在111万匹で、97〜02年度の平均単価2570円を参考に下落率を50%とみて、融資枠を14億円拡大した。貸付金利1・95%のうち1・25%を県が利子補給する。
   ◇   ◇
 県食品安全・安心推進本部は13日、県庁で養殖トラフグの安全確保対策を話し合った。関係漁協などがホルマリンを使用したトラフグの出荷を想定し、出荷前の残留検査など自主ルールを協議していることから、検査のやり方や検査結果を評価するため、水産、薬事関係者などの専門家会議を設置することを決めた。
 辻原俊博副知事は「全量の自主廃棄が一番いいが、出荷も想定されるため、専門家会議は早急に発足させたい」と話した。ホルマリンを使ったトラフグは、業者と県の残留検査の結果が出るまで、出荷停止が決まっている。【古田健治】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030614-00000003-mai-l42

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