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2003年06月14日(土) 03時52分
弁護士も見積書出します 報酬規定廃止で日弁連（共同通信）日本弁護士連合会は１４日までに、弁護士が依頼を受けた際、契約前の段階で最終的な弁護士報酬がいくらになるのか「見積書」を作成し、依頼人に提示するよう各弁護士に求める方針を決めた。弁護士が示した金額が妥当かどうか判断するための目安も公表し、冊子にして裁判所などに置くという。 弁護士報酬の「標準規定」が来春に廃止され、金額設定が自由化される見通しになったのを受けた措置。各地の弁護士会の会則などに見積書の提示を努力規定として盛り込む予定で、市民は金額を見比べて弁護士を選ぶことが可能になる。 各地の弁護士会はこれまで、事件内容などに応じて標準的な弁護士報酬を規定。弁護士は難易度なども考慮して金額を決めていた。 しかし、弁護士報酬をめぐって依頼人と訴訟になるケースもあり、金額設定の不透明さを批判する声が根強かった。（共同通信） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030614-00000022-kyodo-soci |