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2003年06月13日(金) 22時32分

オウム管財人、信楽の民家売却 教団資産と認定京都新聞

 オウム真理教の破産管財人・安部三郎弁護士が13日、信者の所有していた滋賀県信楽町の民家を教団の隠し資産と認定し、地元不動産業者に売却したと発表した。代金は数100万円で、地下鉄サリン事件の被害者救済に充てられる。管財人が教団資産を売却したのは京滋で初めて。
 売却したのはオウム真理教(アーレフに改称)の男性信者(43)が5年前に購入した信楽町中野の木造2階建て延べ120平方メートルの住宅。13日に信楽町の不動産業者に売却されたという。
 男性はこの民家の購入時に自分が居住すると偽った書類を町役場などに提出しており、今年5月、電磁的公正証書原本不実記録などの罪が確定している。捜査で男性は出家信者から資金提供を受け、民家を購入したことが判明。県警から連絡を受けた管財人が「民家は破産したオウム真理教の財産が流出したもの」と判断し、譲り渡すよう教団に求めていた。
 管財人によると、今年5月、債務を引継いだアーレフが「家の購入費用は破産財団に属するものではないが、被害者の賠償を進めることは意義がある」と書面で回答し、無償譲渡に応じたという。
 管財人は1996年から全国の教団資産の売却を処分し、これまでに約13億円を被害者ら約2000人に配当している。(京都新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030613-00000104-kyt-l25

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