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2003年06月13日(金) 11時04分

県審が住基ネットの「当面離脱」を報告 阿智の緊急学習会で住民に初説明中日新聞

 【長野県】住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)の運用について、県本人確認情報保護審議会が「当面離脱すべきだ」との第一次報告をまとめたことを受け、阿智村公民館などは十一日夜、審議会の委員を招いた緊急学習会を村中央公民館で開いた。同審議会の委員が住民に直接説明するのは初めて。

 学習会には櫻井よしこ委員を除く五委員が出席し、集まった住民約二百五十人に第一次報告の内容を説明した。同審議会の不破泰会長は、市町村への現地調査などで、県内二十七自治体で住基ネットとインターネットが接続されていることを指摘。「現時点で本人確認情報が漏えいする恐れがあることから、緊急の措置として当面の離脱報告をした」と述べた。

 説明の後、参加者らが「この問題は市町村の判断に委ねるべきで、県による一斉の離脱はおかしいのでは」などと質問。委員らは「市町村の自主的な判断ではできないという現場の声があった。今後、審議会で情報提供したり勉強会を開いたりするので、その上で各自治体に判断してもらいたい」などと答えた。

 また、会場からは「実際の住基ネットを使ってインターネットへの接続実験をしてほしい」「住基ネットはデメリットの方が大きい。全国的にこのような波が来ると良い」など、さまざまな意見が上がっていた。(中日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030613-00000002-cnc-l20

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