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2003年06月13日(金) 09時32分

SCO自らUNIXソースコードを公開していた?ZDNet

 米SCO GroupがUNIXのコードをLinuxに不正流用されたと主張している問題で、SCOがオープンソースライセンスの下で自らLinux製品を出荷したことにより、UNIXのコードは既にプロプライエタリではなくなったと指摘する声が出ている。しかしSCOは、この主張は根拠がないとする立場だ。

 SCOは、ソースコードの開示には意図的な行動が必要であり、SCOは実際にはそのようなことはしていないと主張している。

 この論争は、Linuxカーネルを司るGeneral Public License(GPL)の主要原則にスポットを当てるものだ。このライセンスでは、変更を加えたソフトを配布する場合にどのような変更を加えたかを公開することを条件として、プログラムのソースコードは誰でも自由に参照、変更、再販できると定めている。

 GPLを作成したFree Software Foundationのエベン・モグレン弁護士や、SuSEの最高経営責任者(CEO)リチャード・ザイプト氏、SCOに対して法的行動を起こすと警告しているドイツのLinuxTagなどは、SCOのLinux製品にUNIXのコードの一部が利用されていたとすれば、その部分は公開されたことになるとの見方を取っている。なお、SCOは5月14日でLinux製品の出荷を打ち切っている。(ZDNet)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030613-00000017-zdn-sci

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