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2003年06月13日(金) 12時48分

無料配送に集まるオンライン消費者japan.internet.com

大盛況だった昨年のホリデーシーズンよ再びと願うオンライン小売業者にとって、要注目の言葉は「無料配送」だ。
JupiterResearch が毎年発表している『Retail Consumer Survey Report』によれば、回答者の89%が、オンライン購入のもっとも強い動機付けとなったのは、手数料と配送料無料だと答えた。

同調査によれば、オンライン購入者のうち、51%が配送および手数料無料という理由だけで、購入するサイトを選択している。さらに、配送料が思いがけず請求されたり高額だったりしたことが理由で、特定のサイト利用を減らしたことのある購入者は49%にのぼることが明らかになった。オンライン小売業者は、その場の満足は二の次という消費者の意識をふまえ、無料配送などの有効な購入の動機付けを提供するべきだという。

同調査では、回答者を5つのグループに区分している。各グループとその割合は、購入額とリピート率が共に低い「Zippo (何もなしの意)」が11%、購入額が低くリピート率は平均的な「Plodder (多少はましの意)」が15%、購入額は低いもののリピート率が高い「Potential」が22%、購入額は高いがリピート率は低い「Dealer」が9%、購入額が高くリピート率は平均的な「Midway」が14%、そして購入額とリピート率が共に高い「Respectful (上客の意)」がもっとも多く、29%だった。

興味深いことに、売上にはほとんど貢献しない Zippo グループの消費者は、クロスチャンネル情報ツールなど、複数の無料機能を Eコマースサイトで利用しており、その利用率は、Eコマースサイトにとって最もありがたい Respectful グループの利用率を上回っている。利用の内訳は、通常店舗の検索が半数を超えて56%、クーポンのダウンロードが40%、サービス窓口への問い合わせが37%、Eメールマガジンの登録が35%、記事閲覧が29%、クレジットカードの申し込みが9%、オンラインのポイントプログラム登録が7%となっている。


[japan.internet.com:最新ITニュース]
http://japan.internet.com/ (japan.internet.com)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030613-00000009-inet-sci

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