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2003年06月12日(木) 00時00分
雪印消えて…「メグミルク」の出足が好調当初販売計画の１．９倍売り上げる（ZAKZAK）雪印乳業などから牛乳事業を引き継いだ日本ミルクコミュニティ（東京）が、１月に発売した主力ブランドの「メグミルク」が、１−３月期に当初販売計画の１．９倍に当たる５５億円の売り上げを達成した。４−５月も計画比１．５倍の水準で推移しており、同社は大々的な広告、宣伝活動を展開したことに加え、これまでの牛乳にない赤いパッケージが消費者の目を引いたのが要因と分析。本年度は計画比１．５倍の２２０億円程度の売り上げを見込んでいる。 市場調査（４月時点）の結果でも、メグミルクのブランド認知度は８４．８％、好感度も６３．３％と高く「想定より早く、ブランドが定着した」（杉谷信一社長）と話している。 ただ、購入経験者は３３．６％、日常的に購入している人は１７．０％にとどまっており「今後は目新しさといった感覚的なものではなく、味、品質で選ばれるようにしたい」としている。 同社は経営再建中の雪印や全国農業協同組合連合会などが共同出資し、今年１月に発足した。 ZAKZAK 2003/06/12 |