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2003年06月12日(木) 21時18分

インターネット接続料値上げ問題 業者、苦情相次ぎ「10月に延期したい」 /広島毎日新聞

◇中国総合通信局に報告
 東広島市のインターネット接続業者が、年間料金を今月から3倍に上げる通知を利用者に送り、苦情が相次いでいる問題で、同社は11日、中国総合通信局に対し、「値上げ時期を今年10月に延期したい」と報告した。業者の約款は、解約は3カ月前に申し出ることを定めている。このため同通信局は、10月の解約には今月中の申し出が必要で、周知期間が短いとして、更に延期するよう求めた。 【石塚孝志】
 この業者は、「カントリーインターネット」(山本光洋社長)。
 同通信局によると、10日に山本社長が同通信局電気通信事業課を訪れ、「十分な周知期間をとって、値上げの時期を延ばす」ことで双方が了解。11日になって、山本社長から、値上げ時期の連絡があった。これに対し、同課は「周知期間が短く、利用者に不利だ。今後の対応を注視している」と話している。
 東広島市市民生活課によると、11日現在76件の苦情が来ている。
◇「私に責任ない」 ネット社長
 カントリーインターネット社の山本光洋社長が11日、東広島市内で毎日新聞の取材に応じた。「値上げの猶予期間を設けなかったことは反省している」としながらも、市役所などに苦情が相次いでいることには、「私の責任ではない」などと述べた。 料金の3倍値上げについては、「インフラを整備するためだ。(同業他社と比べ)3倍に値上げしても安い」。値上げ通知が突然だったことは、「約款に書いてある通りにした。値上げをしたらいかんということではない。法的にも問題はない」と話した。 問い合わせに応じていない点は、「私たちは接続業者なので、ユーザーに説明する義務はない。そういうサービスはない」と言い切り、ホームページ上の住所に事務所がないことは、「解約申請書をその住所に送ってもらえば、安芸西条郵便局の私書箱に届く仕組みになっている」とした。(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030612-00000001-mai-l34

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