悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録

2003年06月12日(木) 19時58分

災害現場被害情報をネットで集約、共有−−岡谷市が県内初システム導入 /長野毎日新聞

 ◇19日から稼働
 岡谷市は災害現場からの被害情報をインターネットで集約、関係部局で共有する「災害情報システム」を導入し19日から稼働させる。地震、台風などの大災害を想定した内容で、素早い避難誘導や復旧作業が期待できる。県危機管理・消防防災課によると同システムの導入は県内で初めて。
 災害現場に到着した市職員は、携帯電話などでインターネットに接続。同システムの報告欄に、被害状況を書き込むほか現場の位置や被害の種類(道路・橋、家屋など)を送信する。データは土木公園課、水道施設課など関係部局のパソコンに届き、画面上の地図に被害現場の位置や内容が色別で表示される。関係部局は全体の状況を把握したうえで効率的な災害対策にあたることができる。
 従来は現場の職員が電話などを使い、口頭で関係部局に連絡していた。だが地震などの場合、水道管の復旧に向かう水道施設課に、通行止めの情報がすぐに届きにくいなどの心配があった。昨年4月、同市を含む諏訪地域が新たに東海地震の「地震防災対策強化地域」に指定され、導入に踏み切った。
 ほかに電子メールを使って火災、気象情報などの緊急情報を市民、消防団員に伝える機能もある。現行の防災無線や広報車での連絡は続けたうえで、配信登録した市民らの携帯電話にも通知する。登録は市のホームページ(http://www.city.okaya.nagano.jp)上で行う。
 導入費用は約160万円。同システム担当の小坂英之・地域振興課主幹は「より早く的確に対応し、被害を最小限にとどめたい」と話している。【宮島寛】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030612-00000001-mai-l20

この記事に対するコメント/追加情報を見る

ニュース記事一覧に戻る

トップページ