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2003年06月11日(水) 14時41分

三線サイト開設、海外からも反響/新城工作所琉球新報

HP「三線ノススメ」を紹介する新城工作所の喜屋武さん=琉球新報社
   パソコンを見ながらチンダミ(調弦)し、画面を流れる工工四と師匠の歌三線に合わせて練習-。家具、三線販売の新城工作所(浦添市、新城伸治代表)は、沖縄の三線を多くの人に親しんでもらおうと、ホームページ(HP)「三線ノススメ」を開いている。素人でも演奏ができるよう、基本操作から歌詞、工工四など民謡、古典計15曲の演奏法を収録。お手本の歌三線に沿ってけいこができるようになっている。開設満2年でアクセス数は4万件を超えた。同社の喜屋武幸元部長は「ニューヨークやロサンゼルスからもメールが来て反響に驚いている。もっと多くの人に知ってもらって沖縄のアーティストの曲を紹介する場にもしたい」と話している。
 HP開設のきっかけは2年前。同社で三線を買ったものの、教室のない北海道の客の独習支援として始まった。
 トップページには三線を鳴らすおじいとおばあの絵。課題曲15曲の中から1曲を選ぶとチンダミの音が出て、終わると工工四と歌詞が師匠の歌声と三線演奏とともに画面に流れる。それに合わせて歌い、弦をつま弾けば独習ができる仕掛けだ。
 古典は「かぎやで風」「安波節」など8曲で、演奏は県指定無形文化財で伝統音楽野村流保存会の玉城政文さん。民謡は「安里屋ユンタ」など7曲で同社の清村斉浦添店長が担当した。歌詞の解説もあり、歌の生まれた背景も楽しめる。
 最初は顧客のフォローのために始めたHPだが、口コミで広がり、県外の人だけでなく、ニューヨークやロサンゼルスの県人から「やっと弾けるようになった」などお礼のメールが来るという。喜屋武さんは「県内のアーティストに協力してもらって曲数を増やし、三線愛好者を増やしたい」と話している。
 問い合わせは同社098(878)2661。HPアドレスはhttp://uta34.com(琉球新報)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030611-00000019-ryu-oki

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