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2003年06月11日(水) 20時28分

ご用心「架空請求」 県内でも相談急増 先月354件 /滋賀毎日新聞

 覚えがない借金の返済や、インターネットのアダルト情報の料金支払いなどを求める「架空請求」について、県が注意を呼びかけている。電話や郵便、携帯電話への電子メールなどで期限の日時を示し、銀行口座などに数万円を振り込むよう求める手口。「期限までに入金しないと、自宅や勤務先に料金回収の担当者が直接行く」「入金しないと延滞金や利息が生じる」などの脅し文句が入ったものもあるという。
 国民生活センター(東京都)によると、全国の窓口に寄せられた相談件数は01年度の1404件から02年度には1万6869件に急増。県内の消費生活相談窓口には今年度、4月に262件(インターネット関連142件、金融関連120件)、5月に354件(同238件、116件)の相談が寄せられた。はがきを見た家族が怖くなって請求金額を支払ってしまったケースもあったという。
 県は9日、県内の各市町村の消費者行政担当者に文書で注意を促した。「覚えのない請求は無視し、悪質な場合は警察に届け出てほしい。届いたはがきなどは証拠に残しておいて」と呼びかけている。 【森田真潮】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030611-00000005-mai-l25

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