悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録

2003年06月11日(水) 05時34分

茨城の取り込み詐欺、「景品」を各地に転売か読売新聞

 茨城県水海道市の住宅リフォーム会社「錦増(きんぞう)」が、取引先130業者に約3億7000万円の未払い金を残したまま事務所を閉鎖した多額の取り込み詐欺事件で、錦増が「リフォーム工事の施主への景品」などと後払い契約で大量に購入した物品を、施主とは無関係の会社事務所などに持ち込んでいたことが10日、関係者の話でわかった。

 物品は車や家電、食料品など多岐にわたっており、茨城県警では、錦増が、だまし取った物品を、それら会社事務所などを経由した全国的な販売網を通じ、転売していた可能性があるとみている。

 関係者によると、錦増は昨年末に水海道市で営業を始めて以降、顧客獲得を目的とした施主へのプレゼント用などの名目で、小売店などから物品を購入。今年3月までは少額の現金取引をしていたが、4月以降は、注文量を極端に増やし、小切手・手形を乱発するようになった。発注に際し、錦増側は「春がリフォームのかきいれ時。客を取り込まなければ」などと説明していたという。

 5月末の事務所閉鎖と同時に所在不明となった幹部以外の従業員や被害者の会の話を総合すると、錦増がこれまでに請け負った工事件数は150件程度で、景品は工事1件につき1品とされていた。

 しかし、ある贈答品店は4、5月にコーヒー詰め合わせ(3000円と5000円)など計約700個を納品したといい、受注件数を大きく上回っている。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030611-00000501-yom-soci

この記事に対するコメント/追加情報を見る

ニュース記事一覧に戻る

トップページ