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2003年06月10日(火) 00時37分

マクドナルド価格迷走、59円で赤字→80円に改定読売新聞

 日本マクドナルドは9日、現在59円で販売しているハンバーガーの小売価格を7月1日から11か月ぶりに引き上げ、昨年8月の値下げ以前の80円に戻すと発表した。

 マクドナルドは今年4月から肉の量を増やした高級バーガーを新たに発売するなど、低価格イメージの刷新を目指しており、今回の価格改定も、こうした経営戦略見直しの一環となる。ただ、こうした小売価格の“混乱”が、安さに慣れた消費者にどこまで受け入れられるかは不透明だ。

 マクドナルドのハンバーガーは130円時代が長かったが、2000年2月から平日半額(65円)セールを実施し、低価格路線を約2年間進めてきた。その後、顧客の低価格慣れもあって客足が鈍り始めたため、昨年2月に平日半額セールを打ち切った経緯がある。しかし、その後も、客足は遠のき、同8月には、再びハンバーガーを現行の59円に値下げするなど、迷走してきた。

 「59円バーガー」の効果は一時的で、既存店売上高は今年4月まで19か月連続で前年実績を割り続け、2002年12月期連結決算では29年ぶりの税引き後赤字に転落した。

 マクドナルドは来月から、毎月ごとに値引きするバーガー1種類に絞り、ポテトなどをセットにすると、値引き幅を大きくするキャンペーンを始める。ハンバーガー単品よりもお得感を打ち出し、客1人当たりの売上高アップも目指すとしている。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030609-00000314-yom-bus_all

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