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2003年06月10日(火) 23時47分
潜在的国民負担率５０％に 骨太方針第３弾の素案（共同通信）経済財政諮問会議が今月下旬に決定する「骨太の方針」第３弾の素案が１０日明らかになった。財政赤字を含めた潜在的国民負担率（国民所得に対する税と社会保険料負担の割合）を中長期的に５０％程度にとどめると明記。２００４年の年金制度改革で、早期に給付抑制するとともに保険料を引き上げるとした。来年度予算編成では、一般歳出が実質的に前年度を下回った０３年度と同様に歳出改革路線を堅持。特別会計と地方を含めた政府の支出規模の国内総生産比を厳しく抑制することを目指す。 骨太の方針第３弾の素案は１２日の経済財政諮問会議に提出し、２３日に正式決定する予定。 年金制度改革では、将来の最終的な保険料は、国民負担率の上昇抑制と将来の現役世代の過重な負担回避という観点を重視するとしたが、具体的な保険料率の上限は示していない。 基礎年金の国庫負担率の引き上げ財源は「高齢者も負担する税が望ましい」とし、公的年金等控除の縮小など年金課税の強化や消費税の引き上げを示唆した。（共同通信） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030610-00000254-kyodo-bus_all |