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2003年06月10日(火) 22時26分

「不適切な」スパム、子供の8割が受信ZDNet

 セキュリティ企業の米Symantecは6月9日、電子メールを使う子供の80%以上がほぼ毎日不適切な内容のスパムを受け取っているとする調査結果を明らかにした。これは市場調査会社Applied Researchの協力を得てオンライン上で行われた調査で、7〜18歳の若者1000人の回答をまとめたもの。この調査では若年層のスパム体験と、未承諾メール受信に対する懸念について調べている。

 Applied Researchの調査結果を見ると、調査対象となった子供の半数は不適切なメール内容を確認すると、不快に感じて腹を立てているという。

 Symantecのコンシューマー・クライアント製品デリバリー部門の上級副社長スティーブ・カレン氏は「普通のメール利用者と同様に、子供たちも大人たちと同程度の影響をバイアグラやポルノといった不適切な製品やサービスの広告をスパムから受けている。両親はスパムの危険性を子供に教え、不快な内容のメールからどうすれば逃れられるか、どうすればオンライン詐欺の無実な犠牲者にならずに済むか、教育する必要がある」とコメントしている。

 受信するスパムの内容について尋ねたところ、その内訳は懸賞(80%)、出会い系(62%)、格安不動産情報などの金融系(61%)、ダイエット情報(55%)、バイアグラといった医薬品の販売(51%)、18禁サイトへのリンク(47%)となっている。

 同社の説明によると、21%の子供がスパムメッセージを開いて読んでいることが最も重要な点だという。特に件名に興味を持って読んだと答えた子供は16%に達している。(ZDNet)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030610-00000025-zdn-sci

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