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2003年06月10日(火) 00時00分

架空請求 県が注意呼びかけ朝日新聞・

  身に覚えのないアダルトサイトの料金や借金の返済などを迫る「架空請求」の相談が4、5両月で計616件に上っていたことが9日、県のまとめで明らかになった。県は「覚えのない請求は無視して払わないように。迷った場合は県立消費生活センターなどに相談してほしい」と呼びかけている。

  架空請求の相談が急増したことから、県民生活課が県立消費生活センターや市町の消費者相談の窓口に調査して初めてまとめた。

  それによると、4月が262件、5月は354件だった。請求は電話や郵便、電報、電子メールで来る。多くは債権回収業者を装い「入金がない場合、自宅や勤務先に回収に行き、その際は、利用代金、延滞利息に加え交通費や宿泊費を追加請求する。強制執行による差し押さえを含めたあらゆる手段を講じる」と心理的圧力をかける言葉が並び、2〜10万円の請求額、期限、口座番号などが書かれている。

  連絡先の記載は少ないが、書かれている場合でも携帯電話のことが多い。電話をかけると、詳しい住所や借金情報などを聞かれたり、振込先の口座番号を口頭で伝えられたりする。

  アダルトサイトの料金は男性あてが多いが、地域や年齢は限らず、中学生にも請求が届いている。当人に覚えがなくても「家族が使ったのかも知れない」と思い、支払ってしまったケースもあるという。

  県は、市町村に広報などで住民に注意を促すよう依頼した。困った時は県立消費生活センター(0749・23・0999)などに相談するほか、根拠のない取り立てが続いた場合は警察に連絡するよう求めている。

(6/10)

http://mytown.asahi.com/shiga/news02.asp?kiji=3010

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