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2003年06月10日(火) 23時53分

郵政公社の輸送委託再入札、ファミリー企業が“独占”読売新聞

 日本郵政公社は10日、4月に実施した郵便物輸送の民間委託先を決める一般競争入札(6路線)で、予定価格の6割を下回る価格を提示した福山通運が辞退を申し入れていた3路線の再入札結果を発表した。

 再入札には計27社が応札し、東海高速郵便輸送が2路線(東京—名古屋線、世田谷—名古屋線)、日本高速道郵便輸送が1路線(世田谷—大阪線)を現行運賃に比べ平均23%安い価格で落札した。

 2社は旧郵政省出身者が天下りしているファミリー企業とされる。落札価格はいずれも2—4番手の価格で、3路線ともこの2社より安い価格を提示した会社があった。これについて公社は「郵便物が急に増えた際の臨時便の対応など、サービスの質も総合評価する方式で決めた」(郵便事業本部)と説明している。

 公社は、競争原理が働きにくい随意契約から一般競争入札に切り替えることで、大幅なコスト削減を目指していた。今後、最低価格を提示した会社を排除した今回の決定に批判が出る可能性もある。

 一方、公社は、車両の調達難などを理由に辞退した福山通運に対して2年間の入札参加資格の停止処分にした。

http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20030610i315.htm

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