ＨＰで交際費公開新市長の公約（東京新聞）

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2003年06月10日(火) 00時00分

＜行田市＞公務日程もすでに掲載

＜北本市＞市発注工事なども予定

　四月の統一地方選で新市長が誕生した行田、北本両市が、ホームページ（ＨＰ）で市長の公務日程や交際費支出などの公開に着手している。両市とも市長が、選挙戦で情報公開を公約としていた。

　行田市は今月初めから、横田昭夫市長の公務日程と交際費の公開に踏み切った。日程は週末に翌週の主な日程を掲載し、交際費は毎月初めに、前月分の支出日、内容、金額を掲載する。「〇〇団体懇親会寸志　三千円」「職員実父葬儀香典　五千円」など、五月分の交際費は二十九件が公開された。

　北本市は六月中にも開始できるよう、準備している。石津賢治市長の交際費、一日の動きのほか、市発注の工事契約や物品購入の結果も公開し、透明性を高めることで、公共工事などの価格低下の効果を期待しているという。　（大鹿　雅人）