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2003年06月09日(月) 20時58分

他人の戸籍取得し韓国逃亡、「和牛商法」元社長ら逮捕読売新聞

 黒毛和牛のオーナーになれば、元本保証の高利益が得られると偽って多額の金をだまし取ったとして、警視庁生活経済課などは9日、東京都あきる野市下代継、元「和牛の里」社長池田忠男被告(58)(有印私文書偽造などで起訴済み)ら3人を詐欺の疑いで逮捕した。

 調べによると、池田被告らは、「黒毛和牛のオーナーになれば、5—8%の確定利益を得られる」などと偽り、1997年2月から3月にかけ、埼玉県川口市の男性会社員(35)ら29人から現金6160万円をだまし取った疑い。

 「和牛の里」は96年3月から97年4月にかけ、和牛オーナーを募集し、24都道府県の約2500人から44億5000万円を集めたが、98年に破綻した。池田被告らはこのうち、7億円の利益を得ていたとみられる。

 被害者弁護団は99年11月、警視庁に捜査を要請したが、池田被告の行方がわからず、捜査は事実上ストップ。時効が来年春に迫っていた。

 池田被告は97年5月、6万円で知人男性から戸籍を買い取り、その戸籍で作ったパスポートで、韓国との間を12回も行き来していた。また2000年10月には、25万円で別の男性の戸籍を取得。別人になりすまし、「牛ではなく、ダチョウのオーナーを募り、配当を約束する“ダチョウ商法”でひともうけしよう」と帰国していたところを、今年4月、有印私文書偽造容疑などで逮捕されていた。

 詐欺容疑について池田被告は、「だましとった覚えはない」と否認している。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030609-00000413-yom-soci

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