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2003年06月08日(日) 00時57分
４億円の債務抱え会社閉鎖 茨城、取り込み詐欺か（共同通信）茨城県水海道市森下町の住宅リフォーム会社「錦増」が、県内外の取引先約１５０業者に計約４億円の債務を抱えたまま事務所を閉鎖し、幹部社員の所在が不明になっていることが７日、分かった。債権者が結成した「被害者の会」は、取り込み詐欺の可能性があるとして、茨城県警に相談している。同会によると、錦増は昨年１１月に埼玉県内から移転。顧客からは下請け業者が出した見積額の半額以下で前金を取る一方、下請け業者には完工後に代金を支払うという方法で事業を展開。 また「顧客への贈答品」名目で、家電や食料品などを後払いで大量に購入。３月ごろまでは期限までに現金で支払っていた。 ４月以降、小切手や手形を乱発しはじめ、同月末には「別の場所に新営業所を出す」と支払いを待つよう求めた。 しかし、支払期限の５月末になり「振出小切手が不渡りとなり、会社を閉鎖する」との文書が債権者に郵送され、問題が発覚した。（共同通信） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030608-00000004-kyodo-soci |