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2003年06月08日(日) 08時36分

HP、視覚障害者に優しい? 富士通が判定ソフト開発朝日新聞

 あなたの作ったホームページは視覚障害者の方も読みやすいですか——富士通が、読みやすさを判定し、修正点を指摘するソフトウエアを開発した。自社のホームページで7月上旬に公開し、だれでも無償でダウンロードできるようにする。

 開発したソフトは背景と文字の配色など17項目を一瞬にしてチェックし、修正が必要な場所と内容を表示する。高齢者に多い白内障の人は、文字が鮮明に見える方が読みやすいので、背景と文字の色の明るさが一定の格差になるよう指示する。視野が狭い人には、文字の点滅や文章が画面上を流れるテロップ形式なども読みにくいという。

 視覚がほとんどなく、ホームページ上の文字を朗読する「音声読み上げソフト」を使っている人にも対応できているかどうかの判定もできる。

 富士通は昨年から、障害を持つ人にもインターネットで提供される情報が伝わるように工夫する取り組みを本格的に始め、昨年7月には配慮すべき項目を定めた指針をつくった。今回のソフト開発もその一環だ。

 開発担当者の高本康明さんは「視覚障害者にとってインターネット情報は主体的に情報を得る有効な手段で、作り手は配慮が必要だ」と話している。

(06/08 08:35)

http://www.asahi.com/business/update/0608/002.html

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