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2003年06月07日(土) 20時22分

昨年度の消費生活相談が過去最高813件 苦情1位は「通信販売」 /淡路毎日新聞

 一宮町多賀の県立淡路生活科学センターの02年度の消費生活相談件数が、前年度より199件増加して、813件と過去最高に上った。特に、苦情相談件数は615件に上り、訪問販売や通信販売、電話勧誘販売など特殊販売に関する苦情が465件と全体の76%を占めた。
 相談の内訳は、電話による相談が726件、直接来所が87件。女性が464人、男性が290人、グループが59団体。年齢別では、30歳代が136人と最も多く、次いで20歳代が122人、40歳代が83人、70歳代が82人——など。
 苦情相談では、特殊販売と呼ばれる通信販売に関するものが169件でトップ。次いで訪問販売が166件、電話勧誘販売が110件、マルチ・マルチまがい商法が12件など。この3年間で、訪問販売と通信販売の苦情件数が増加している。
 苦情相談のワースト1位は、電話・インターネットなどの関連サービスによるもので、前年度の65件から125件に倍増した。身に覚えのないツーショットダイヤル料金の請求、携帯電話の「出会い系サイト」の情報料や「ワン切り」に関するトラブル、インターネット時に国際電話に接続され高額通話料を請求されたケースが目立った。
 このほか、消費者金融やヤミ金相談も前年度の14件から52件に増加している。資格取得講座や教材を電話で勧めるトラブルが33件、高齢者をターゲットにしたSF(催眠)商法や訪問販売による布団類の販売も30件、住宅の新築・改築・屋根工事などに伴うトラブルも20件あった。
 同センターは「訪問販売や電話勧誘販売などのトラブルをなくすために、周りの人に相談したり、契約書を十分確かめるなどしてほしい。契約してもクーリングオフ(無条件解約)が出来る場合が多いので、おかしいと思ったら、いち早く消費者相談窓口に問い合わせてほしい」と呼び掛けている。(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030607-00000004-mai-l28

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