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2003年06月07日(土) 16時55分

Bugbear.Bウイルス、感染力はNimda以上ZDNet

 Bugbear.Bウイルスはネット上で急速に拡大を続けており、一部の指摘では6月6日に最悪に達した可能性もある。

 このウイルスは電子メールとネットワーク上のHDD共有を通じて感染。セキュリティ企業米Symantecには過去48時間で3000件以上の報告が寄せられた。これは4番目にランクされているFizzerウイルスの5月の報告総数に匹敵する数字で、悪名高いNimdaウイルスを思い起こさせる。

 「Nimdaと比べると、感染のペースはもっとずっと速い」とSymantecセキュリティ対策チームシニアディレクター、ビンセント・ウィーファー氏は指摘する。

 Nimdaは2年近く前、金融機関に大きな打撃を与えたウイルスで、米政府のサイバーセキュリティ確保のための国家プランやMicrosoftの信頼できるコンピュータ構想など複数のセキュリティ戦略を発足させるきっかけとなった。

 ウィーファー氏によると、Bugbear.Bは大部分、ホームユーザーに影響を与えている。Symantecに寄せられた報告は、コンシューマーからのものが企業からのものの約4倍に上るという。同氏によれば通常、これは6対4の割合となっている。

 電子メールサービス提供企業英MessageLabsが電子メールゲートウェイで遮断した同ウイルスは10万件を超え、同社の最も蔓延している悪質添付書類のリストで筆頭に立っている。(ZDNet)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030607-00000014-zdn-sci

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