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2003年06月07日(土) 06時21分

茨城のリフォーム会社、3億7千万円取り込み詐欺か読売新聞

 茨城県水海道市の住宅リフォーム会社「錦増(きんぞう)」が、県内外の取引先に多額の事業発注費や物品購入代金を未払いのまま5月末に事務所を閉鎖、幹部も所在不明となっていることが、わかった。

 債権者は約130業者、未払い金は計約3億7000万円に上る。沖縄、埼玉県内でも酷似したトラブルがあり、茨城県警は大がかりな取り込み詐欺事件の可能性もあるとみて、両県警との連携と事実確認に乗り出した。

 債権者らによると、錦増は昨年末から、受注した住宅や店舗の増改築工事をそれ以上の金額で下請けに出し、顧客から半額を受け取る一方、下請けには完工の翌月末に払うとしていた。

 また、顧客への景品などの名目で車や家電・食料品なども後払い契約で大量に購入し、4月以降、先付小切手・手形を乱発。5月末、「振出小切手が不渡りとなり、会社を閉鎖するしかない」との文書が各債権者に届き、問題が発覚した。

 一方、沖縄県では昨年8月、リフォーム会社「日東エース」、埼玉県では5月末に、建設会社「未来建設」がそれぞれ突然、事務所を閉鎖、同様のトラブルを起こしている。民間信用調査会社「データ・マックス沖縄」によると、沖縄県内の債権者は200人前後、未払い金は計約3億円に及ぶという。

 債権者の持つ錦増の約束手形の中には、未来建設名義の裏書もあり、錦増の事務所から日東エースの沖縄県一般建設業許可証の原本が見つかっている。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030607-00000501-yom-soci

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