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2003年06月06日(金) 02時15分

若者 ネット離れ? 利用率の低下顕著 03年、九州総合通信局調べ西日本新聞

 総務省九州総合通信局が実施した二〇〇三年のインターネット利用調査で、インターネットを個人的に利用している人は38・4%と前年調査を0・6ポイント下回り、ネット利用者が頭打ちになっているとの結果が出た。年代別では二十九歳以下の個人利用率が前年より10・1ポイントもダウン。若者のネット離れという予想外の結果に同局は「調査対象都市が前回と異なるため、単純比較は難しい」と分析に苦慮している。

 調査は人口三十万人以上の大都市、人口五万—十万人の中規模都市、地方町村ごとに四自治体を選び、一自治体当たり百人、計千二百人に電話で実施した。調査対象自治体は前年調査からほとんど入れ替わっている。

 年代別の個人利用率は、二十九歳以下51・9%(前年は62・0%)、三十歳代49・8%(同49・0%)、四十歳代40・3%(同34・0%)、五十歳以上11・3%(同11・0%)。三十歳以上の年代ではいずれもわずかに増えただけに、二十九歳以下の減少が目立った。

 二十九歳以下を地域別にみると、大都市は微増だったが、地方町村が17・5ポイント減、中規模都市でも12・8ポイント減と大きな落ち込み。地方町村と中規模都市は全体でも個人利用率が前年を下回り、調査結果からは地方都市でのネット離れも読みとれる。

 個人利用の用途は、生活情報の入手や電子メールの交換、携帯電話の着メロソフトウエアのダウンロードなどが中心。非対称デジタル加入者線(ADSL)利用者が増加していることも分かった。個人利用をしない理由では、機器や通信費などの経費に次いで、個人情報の流出やセキュリティーに対する不安を挙げる声が多かった。(西日本新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030606-00000022-nnp-kyu

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