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2003年06月06日(金) 20時38分

[なんとかしてや!]「ヤミ金融」問題 撲滅へキャンペーン−−県貸金業協会/和歌山毎日新聞

 大きな社会問題となっているヤミ金融被害に、県内のいくつかの機関が相談窓口を設けるなどの対応をしています。
 県内の登録貸金業者が加入する県貸金業協会(岩倉恒行会長)もその一つです。協会は昨年7月からヤミ金融業者撲滅キャンペーンを続けています。5月15日に和歌山市内で開かれた協会の定期総会には、県職員や県警幹部も出席し、ヤミ金融問題について話し合いました。多重債務者にさらなる借金を重ねさせるヤミ金融に、岩倉会長は「債務者を破産にまで追い込むなど、私たちの経営も圧迫されている」と危機感をにじませます。
 協会の全国組織である全国貸金業協会連合会は昨年11月5日〜12月4日、全国一斉に「ヤミ金融通報ダイヤル」を設置しました。189件と予想以上の相談件数だったことから、今年3月3日〜4月30日、和歌山協会単独で設置したところ、今度は259件の相談がありました。
 協会(073・433・1560)は現在も相談に応じています。被害が大きい場合、刑事事件として警察に告訴できるかどうか検討するなど、相談内容に応じて助言しています。業者からの取り立て電話の録音用に、録音機の貸し出しなども検討しています。
 また、低金利や無担保をうたったチラシなどを見て電話をしてしまう債務者が多いことから、協会は、第三者でも街角に張られたチラシや看板を撤去できるようにしようと、県屋外広告物条例の改正を県に請願する予定です。「甘い言葉にはのらず、怪しい業者ではないか、登録業者かどうかなどを確認したうえで借りてほしい」と協会は呼びかけています。 =つづく
 【小林多美子】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030606-00000002-mai-l30

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