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2003年06月06日(金) 23時41分

5月の携帯電話市場、KDDI純増数で連続首位、ドコモ足踏みも6月に期待MYCOM PC WEB

電気通信事業者協会(TCA)は、5月末現在の携帯電話、PHSの事業者別契約数を発表した。累計が7,672万5,100、純増数は41万500で、事業者別ではKDDIのauが4月に続き首位となる18万2,100、J-フォンが13万2,400、NTTドコモが11万6,000となっており、ドコモが昨年5月以来、1年ぶりに3位に甘んじている。ツーカーグループは2万の減、累計375万4,600となった。第3世代携帯電話(3G)では引き続き、auのCDMA2000 1xが群を抜いており、累計で803万4,600、月間純増数で52万3,700だった。

5月の結果で目を引くのはドコモが純増数で3位だったことだが、これは、100万画素以上のデジタルカメラを搭載するなどして、大きな期待を集めていた「505i」シリーズ発売を待っていた層による買い控えが背景にあるとみられる。同シリーズが発表されたのは4月だったが、最初に市場投入された三菱電機の「D505i」が発売されたのは5月23日だったことから、5月は下旬まで、ドコモが伸び悩んだようだ。

しかし、同シリーズで、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズの「SO505i」が6月4日に発売され、こちらも高い人気を集めていることから、6月は「505i」効果により巻き返す可能性は小さくないだろう。今月の結果が注目される。

一方、3Gの動向では、ドコモのFOMAが累計で47万8,200、純増数5万7,200で、4月の9万1,100件を下回った。同社では「今年度は月間で約10万は出る」(立川敬二社長)としているが、5月は目論見通りにはいかなかった。だが、「稼動アプリケーションソフトの機能、メールなど、現時点では、50Xシリーズの方がFOMAより優れているが、今年度後半頃には、これらについても、FOMAは50Xシリーズの水準まで達する」(同社関係者)との声もあり、FOMAは秋以降が勝負どころだろう。

そのほか、インターネット接続サービスでは、ドコモのiモードが純増数23万9,000、累計3,834万6,000、KDDIのEZwebが同20万8,700、同1,305万4,200、J-フォンのJ-スカイが同7万2,100、同1,239万3,200。

PHSは、累計で前月比0.2%減の545万800、DDIポケットが前月比9,100減、累計296万6,900、ドコモは純増数7,000、同170万8,000、などとなっている。

携帯電話契約者数増は一旦の落ち着き。3Gは高い伸びを維持 - TCA調査
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/05/08/21.html

電気通信事業者協会(TCA)
http://www.tca.or.jp/

(MYCOM PC WEB)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030607-00000092-myc-sci

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