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2003年06月06日(金) 00時00分

住基ネットで激論か 8月、市内で討論会計画朝日新聞・

  住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)をテーマとして8月2日に横浜市内で開かれるパネルディスカッションに、片山虎之助総務相と、住基ネットに参加していない東京都杉並区の山田宏区長が出席する方向で調整が進んでいる。個人情報保護関連法の成立を受け、片山総務相が全自治体の参加を求める姿勢を改めて示したのに対し、山田区長は今月4日に区民が当面の不参加を選べる「区民選択制」の導入をめざすと発表。立場の違いは鮮明で、激しい論戦になりそうだ。

  主催は全国青年税理士連盟。全国大会のイベントとして計画した。住基ネットは8月25日に本格稼働を控え、税理士の間でも関心が高まっているとしてテーマに選んだという。

  片山総務相と山田区長が基調講演し、推進派と反対派の有識者を各4人ほど加えてディスカッションに入る予定。ネットに一部の市民だけ参加している横浜市の中田宏市長もあいさつに訪れるが、ディスカッションには参加しないという。

  ただ、総務省側は「ほかに調整が必要な日程もあり、出席は決定ではない。総務相が出席できない場合、担当局長ら幹部が代理で出る」(大臣秘書官)としている。杉並区側は「急な予定が入らない限り、区長が出席する」(秘書係)という。

  住基ネットをめぐっては、片山総務相が5月下旬の講演で、不参加の自治体に参加を求めていく方針を表明。東京都も5月末、不参加の都内3自治体に是正を勧告した。しかし、山田区長は「不安感はまだ払拭(ふっしょく)されていない」として、不参加を希望する区民の個人情報は送らない「区民選択制」の導入に向けて国と協議する姿勢だ。

(6/6)

http://mytown.asahi.com/kanagawa/news02.asp?kiji=4145

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