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2003年06月06日(金) 21時59分

危険度「高」、ウイルス「バグベアB」の被害報告急増朝日新聞

 ウィンドウズを搭載したパソコンに感染するコンピューターウイルス「バグベアB」の被害報告が国内でも急激に増えていると、ウイルス対策ソフト大手各社は、パソコン利用者に警告を出している。電子メールの添付ファイルなどを通じて感染し、大量にメールを送信して増殖するほか、感染したパソコンではハッキングされやすい環境を作り出したり、ウイルス対策ソフトを強制的に終了させたりするなどの活動も行うという。

 対策ソフト大手の日本ネットワークアソシエイツによると、6日午前10時の時点で、日本国内での検知件数は100件。ウイルスが発見された4日から5日にかけて欧米を中心に急速に感染が拡大したため、同社は5日、このウイルスの危険度を7段階の4番目にあたる「中」から2番目の「高」に引き上げた。同社が危険度「高」の警告を発したのは、1月下旬に韓国で大流行した「スラマーワーム」以来。

 同社によると、このウイルスは、昨年10月に発見された「バグベア」の亜種で、ウィンドウズ搭載パソコンに感染する。電子メールの添付ファイルやネットワーク経由でパソコンに侵入する。

 添付ファイル経由での感染は通常、ファイルを開くことで感染するケースが多いが、マイクロソフト社のインターネット・エクスプローラーに修正プログラムを導入していないと、メールのプレビューのみで感染することもあるという。

 感染すると、大量にメールを送信したり、ネットワークを介して自動的に増殖を試みたりする。また、ハッキングされやすい環境を作り出したり、ウイルス対策ソフトを強制的に終了させるなどの活動も行うという。

 このウイルスを検索、駆除するための専用ツールを、対策ソフト大手3社のホームページから無償でダウンロードできる。(06/06 21:32)

http://www.asahi.com/national/update/0606/032.html

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