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2003年06月06日(金) 19時44分

医療事故:議連発足 防止策や被害救済を提言へ毎日新聞


 頻発する医療事故を減らそうと、超党派の国会議員による「医療事故防止議員連盟」が6日、発足した。医療事故をめぐる議連ができたのは初めて。患者の視点に立った具体的な事故防止策や被害救済について提言をまとめ、行政に実現を働きかける。議員立法も検討しており、医師寄りとされてきた医療行政を変え、患者の権利を確立する動きが加速しそうだ。

 同日までに議連に加わったのは与党の自民、公明両党を含む衆参の議員18人。今後、50人規模に増える見通しで、今国会会期中に会長や役員を決める。

 議連の発足に向け、議員有志は2月から計7回、医療事故の被害実態や問題点を知るため学習会を開いた。東京女子医大や埼玉医大のミスで娘を失った両親や、ミスを繰り返す「リピーター」医師の被害者のほか、米国の医療制度に詳しい元ハーバード大医学部助教授の李啓充氏らの話を聞いた。

 衆院第1議員会館で開かれた設立総会で、原口一博衆院議員(民主)は「(日本医師会に配慮する)厚生労働省の体質は全く変わっていない。弱い立場の患者のために全力を挙げたい」とあいさつ。副厚労相を務めた桝屋敬悟衆院議員(公明)は「副大臣時代にできなかった課題に取り組みたい」と述べた。【江刺正嘉】

[毎日新聞6月6日] ( 2003-06-06-19:44 )


http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20030607k0000m040036001c.html

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